踊おどり続つづける世界せかいの上うえ 強つよく舞まう風かぜの中なかで
君きみのことを失なくさないように僕ぼくは君きみを抱だきしめた…

世界せかいは回まわる 迫おいつけない早はやさで
振ふり返かえることも 止とめることも出来できない
涙なみだと笑顔えがお 幾重いくえに折おり重かさねて
僕ぼくたちふたりも 長ながい日々歩ひびあるいたね

繋つないだ指ゆびの温ぬくもりだけを持もって
僕ぼくたちはこれから何処どこへと行ゆくのだろうか…

いつまでもふたりでいようと どれだけ約束やくそくしても
言葉ことばはいつも不意ふいに脆もろく壊こわれやすいものだから
回まわり続つづける世界せかいの上うえ 強つよく吹ふく風かぜの中なかで
君きみのことを失なくさないように僕ぼくは君きみを抱だきしめた

世界せかいは変かわる 今いま 君きみといる時ときも
花はなは風かぜに散ちり 種たねは芽めを息吹いぶかせる

生いきてく為ために何なにかを捨すてて
そして 僕ぼくたちはこれから何なにを手てに入いれたいのか…

いつまでもふたりでいたいと どれだけ祈いのっていても
未来みらいはいつも願ねがうだけじゃ答こたえを見みせてくれない
変かわり続つづける世界せかいの上うえ 今日君きょうきみといれることを
何なによりも大切たいせつにしよう

僕ぼくは君きみを抱だきしめた…