幼おさなき日ひに 書かいて遊あそんだ らくがきは 今いまはもうないけど
久ひさしぶりに 帰かえる街まちには あの日ひの 僕ぼくらの面影おもかげがあった

少年しょうねんの頃ころの君きみは きっと今いまも どこかで
巡めぐりゆく 時ときをこえて 同おなじ空そらを見みていますか?
あの飛行機雲ひこうきぐも…

いつか君きみが ころんで泣ないた あの坂さかも 今いまはきれいになって
耳みみを澄すませば 聞きこえてくる あの日ひの 僕ぼくらの笑わらい声ごえが

少年しょうねんの頃ころの君きみは きっと今いまも どこかで
巡めぐりゆく 季節きせつをこえて あの日ひの歌うたが 流ながれてくる
この風かぜにのって

少年しょうねんの頃ころの君きみは きっと今いまも どこかで
巡めぐりゆく 時ときをこえて 同おなじ空そらを見みていますか?

来年らいねんの今日きょうの日ひも きっと君きみは どこかで
巡めぐりゆく 季節きせつをこえて あの日ひの空そらを思おもい出だしてくれますか?