聴きき間違まちがえたのかな 突然とつぜんの別わかれの言葉ことばに実感じつかんがなくて
一瞬いっしゅんは狼狽うろたえたが すぐに飲のみ込こめた 冷さめたコーヒーと一緒いっしょに

決きめた事ことは頑がんとして譲ゆずらない君きみだもんな だけど
「待まっていてね」なんて言いわないのが 君きみの優やさしさだってのも知しってる

ありがとうって君きみは言いうけど 本当ほんとうは僕ぼくだって寂さびしいけれど
最後さいごまで君きみの理想通りそうどおりの 強つよい男おとこでいたいから

兄妹きょうだいみたいになんか 不思議ふしぎとウマが合あって 共ともに過すごした年月としつき
だけど最近さいきんは気きづいていたよ 真夜中まよなかに君きみが考かんがえ込こんでいるのを

僕ぼくに伝つたえるまできっと随分苦ずいぶんくるしんだんだろう ああ
辛つらい顔かおはもうしなくたっていいよ だって思おもい出だしてみてごらん

僕ぼくらはいつも笑わらってた お別わかれの今いまも笑わらっていたい
楽たのしくても辛つらい時ときでも ずっとそうしてきたように

あんなに大おおきくて重おもそうな 翼つばさが君きみを乗のせて飛とび立たち
紙飛行機かみひこうきみたいに小ちいさくなった まるで僕ぼくが飛とばしたように

ありがとうって君きみは言いったけど 本当ほんとうはとても寂さびしいけれど
君きみよ未来みらいに向むけ羽はばたけ! 願ねがいがいつか叶かなうように

そうだ僕ぼくだって負まけられないぜ きっと手てにしたい夢ゆめがある
そしていつか君きみが誇ほこれるような そんな男おとこにならなきゃな