夢ゆめから覚さめた夜よるの音おと
あの子このうたはピンク色いろ
とても甘あまくてくだらない
カナリヤぼくのうたをうたって

世界せかいのため息いきが灰色はいいろの空そらになった
朝あさの陽ひも隠かくれて夜よるが長ながくなった
水道すいどうひねれば水みずが流ながれ出だしてくように
貴方あなたの目めからも涙なみだが流ながれ出だしてる

夢ゆめから覚さめた夜よるの音おと
あの子このうたはピンク色いろ
とても甘あまくてくだらない
カナリヤぼくのうたをうたって

どうでもいいことを真面目まじめに話はなす人ひと
明日あしたの天気てんきなど明日あしたになればわかるでしょう?
知しらないふりなんてもうやめてしまっていいよ
真実しんじつの実みはとっくにカナリヤがもっていった

壊こわしたくなる優やさしい手て
嘘うそつく前まえに離はなして
帰かえりたくないひとりにして
カナリヤ愛あいのうたで踊おどって

疲つかれだした街まちを歩あるきながら ぼくら何なにを失うしなった?
心こころまでも枯かれて砂漠さばくになる
渇かわききって泳およげない

夢ゆめから覚さめた夜よるの音おと
あの子このうたはピンク色いろ
とても甘あまくてくだらない
カナリヤぼくのうたをうたって

世界せかいが終おる悲かなしい目め
愛あいのうたならいらない
ひざまずくから許ゆるして
カナリヤ嗚ないた次つぎの空そらで