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よみがな
なつわりのすこえた空気くうき
人懐ひとなつかしさをはこんでくる
つよ日差ひざせみこえ 陽炎かげろう 花火はなび なみおと 寝苦ねぐるしいよる

ビーチハウスはもうこわされ
ただの木材もくざいへと姿すがたえる
期待きたいしたことなどなにひとつきなかったな
まだあきらめてないけど

なつわる
ただそれだけのこと
なのになにかをうしなったようながした
普通ふつう日々ひびもどされることが
たまらなくさみしくおもえた

きれいごとならべて 理想りそうけて
異見いけんされると無愛想ぶあいそうになってた
きみにとってなによリも一番暑苦いちばんあつくるしかったものは
ぼくだったんじゃないかな

なつわる
それとたようなもの
かったようなことって誤魔化ごまかした
孤独こどくぼくとまたっていくことも
大事だいじなステップとかせて

なつわる 大好だいすきななつわる
まるでいのちしぼんでくようながした
普通ふつう日々ひびもどされることが
たまらなくさびしくおもえた
孤独こどくぼくとまたっていくことが
きたいほどかなしくおもえた

なつわる