君きみをしあわせにするなんて 誓ちかったくせに
変かわり映ばえのしない日々ひびに 隠かくれた約束やくそく
君きみは流行はやりの服ふくも買かわずに 伸のびた髪かみキュッとしばり
僕ぼくの毎日まいにちを守まもってくれている
羽織はおる上着うわぎのポケットに ハンカチを忍しのばせてくれた
君きみの手ては また荒あれてた

特別とくべつなこと 一度いちどだって君きみに してやれてないのに
いつもそこから 僕ぼくを照てらしてくれる 君きみという光ひかり

いろんな事ことうまくいかない日ひは 逃にげたくなる
悔くやし涙なみだ そっと拭ぬぐう 魔法まほうのハンカチ
たまに僕ぼくが不機嫌ふきげんな時ときも わざと背せを向むけた時ときも
君きみは離はなれずに そばにいてくれた
大おおきな口くちをたたいた 僕ぼくよりずっと君きみの方ほうが
愛あいすること 上手じょうずだった

特別とくべつな日ひや 目新めあたらしいものばかり追おいかけても
はぐれないように 僕ぼくを探さがしてくれた 一筋ひとすじの光ひかり

特別とくべつなこと 一度いちどだって君きみに してやれてないのに
いつもそこから 僕ぼくを照てらしてくれる 君きみという
特別とくべつな人ひと 見失みうしなわないように 僕ぼくはここにいる
そしてここから 僕全部ぼくぜんぶで感かんじる 君きみという光ひかり