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すべむような あき気配けはいにきっと
心揺こころゆれたのは
みちばたにく ちいさなはなかおりに
きみあるいた かさねたから

こみげる おもいは
くしたままで とおざかる

しそうなそら 茜色あかねいろまる
えないかなしみは もうえないの?
きみとふたり

ひとみじれば 無邪気むじゃきなままの記憶きおく
時間ときながれてゆく
づかすにいた 無口むくちきみやさしさ
いまならわかるよ そのいたみも

あたたかい ぬくもリ
永遠えいえんのようななつわるころ

旅立たびだきみのこと 笑顔えがお見送みおくるよ
サヨナラの言葉ことばかぜなかにそっと
とけてゆくよ

なみだをひとつ むねかくしてる
つかにじ えなくなるよ

しそうなそら 茜色あかねいろまる
えないかなしみに おおきくをふって
あるすよ

茜色あかねいろまる そらした