月つきの果はてまで逃にげ切きってやる
君きみの細ほそい手てを導みちびいて
この空そらもやがて雨あめになる
全部流ぜんぶながしてよ
ラララ

思おもい返かえすんだ ふっと
何なにも無ない様ような日々ひびを
時間じかんもて余あまして
妙みょうに懐なつかしいって

ねえ、ずっと前まえに君きみが
行いきたいって言いった
あの場所ばしょにいつか行いこう

どれくらい時ときが経たてば
新あたらしく生うまれ変かわれるだろう

迷まようぜ迷まようぜ君きみ
道みちづれ

月つきの果はてまで逃にげ切きってやる
君きみの細ほそい手てを引ひきずって
結末けつまつも知しらないストーリー
続つづき教おしえてよ
ラララ

遠とおく犬いぬが鳴ないた
誰だれかの声こえを聞きいた
じっと息いきを殺ころして
気配悟けはいさとられないように

全すべてが片付かたづいて
ほとぼりも冷さめたら
陽ひのあたる場所ばしょへ行いこう

もう二人戻ふたりもどれない
同おなじ手てを汚よごした共犯者きょうはんしゃ
暗くらがりかざした手てで
探さがすよ

最後さいごのお願ねがいさ神様かみさま!
迷まよえる僕ぼくらを見逃みのがして
この雨あめで汚よごれた二人ふたりを
洗あらい流ながしてよ
ねえ サヨナラ

月つきの果はてまで逃にげ切きってやる
君きみの細ほそい手てを導みちびいて
この空そらもやがて雨あめになる
全部流ぜんぶながしてよ
ラララ