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よみがな
うみました ただ ひとり よるうみのぼ明日あしたたくて
七分丈ひちぶたけにまくった ジーンズのすそから つた水温すいおん

必要ひつようとされても そうじゃなくても わたし まだ きみのものよ

つめたいアンティーク かざられた 2段目にだんめわたし珊瑚礁さんごしょう
ふかふかくらい おうちかえりなさい その言葉ことばくまでは

このあいだ めくったほん見出みだ略奪りゃくだつ手段しゅだんとまとめてた
なにもかもをこわしてまで うばるほどの 価値かち器量きりょうもない

つないだことや 一度いちどきりのきも きみは 「ながれ」 とぶけど
逆流ぎゃくりゅうゆるされない 位置いちに 「ながいた」 だけ

さよならのこうに なにがあるかはわからない 当分好とうぶんすきよ

はじまり胸躍むねおどはるつけてきずついたなつ
まよあきも わからなくてげたふゆも ぜんぶ宝物たからもの

つめたいアンティーク かざられた 2段目にだんめわたし珊瑚礁さんごしょう
ふかふかくらい おうちかえりなさい その言葉ことばかせてよ

このあいだ めくったほん見出みだ略奪りゃくだつ手段しゅだんとまとめてた
なにもかもをこわしてまで うばれないから うみえらぶでしょう