隣となりには君きみがいる おどけた笑顔えがおも泣なき顔がおも知しってるつもり
雪ゆきの上うえに並ならんだ 2ふたつの足跡あしあと 寄より添そうようにジグザグ ずっと続つづいてる

「寒さむい」と言いって甘あまえる君きみに 脱ぬいで貸かしてあげるジャケット
薄着姿うすぎすがた ちょっとだけ茶化ちゃかすと 相変あいかわらず すぐにムキになって
「今年ことしこそは降ふるといいな。」なんて さりげなくね 期待きたいして
君きみが喜よろこぶ季節きせつのページを できるだけいっぱい集あつめたい

隣となりには君きみがいる 並ならんで歩あるけば 冬ふゆがまた僕ぼくらを近ちかづける
冷ひえきったその手てを 暖あたためる事ことが 僕ぼくの仕事しごとだと勝手かってに思おもってた

増ふえる星ほしの数かず 空そらに広ひろがる この街まちにまた冬ふゆがやって来きた
お決きまりのBGM ゆるめのBPM 永遠えいえんを感かんじて 君きみを見みてる
それは 神様かみさまがくれたような 突然とつぜんのプレゼント 君きみがいる景色けしきに
ふわりと白しろく舞まい降おりる 僕ぼくらの街まちに雪ゆきが降ふる

君きみが何処どこにも行いかないように 強つよく握にぎった手てと手て しっかりと
優やさしい色いろに染そまる景色けしきに 焼やき付ついた想おもい 隣となりには

歩幅ほはばの広ひろい僕ぼくについてくる君きみがいた 少すこし我慢がまんしてたのかなぁ
振ふり返かえればいつの間まにか 君きみは遠とおく後うしろに 分わかっていながらも戻もどれなかった

隣となりには君きみがいた 言葉ことばなんてなくても すべてわかっていたつもり
振ふり返かえればもう今いまは 1ひとつの足跡あしあと あの時ときと同おんなじ 景色けしきが続つづいてる