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じれば きみがくれた いくつものおもかんではもうかなしすぎて
だからこんな しろよるこころもるように粉雪こなゆきう…
ゆらりゆらりらめいて

初雪はつゆきざわめくまち とおぎるあか
まばゆくきらめくほど かなしみこみげる

見慣みなれた景色けしき いとしい面影おもかげ
このむね隙間すきまかぜ
がる 記憶きおく時計とけい
あのからまったまま

じれば きみがくれた いくつものおもかんではもうかなしすぎて
だからこんな しろよるこころもるように 粉雪こなゆきう…
ゆらりゆらりらめいて

ひびかねおと 今宵こよい ゆめ合図あいず
ため いきこおりつく さむさがにしみる

わすれられないきみのぬくもり
かじかんだ右手みぎてがおぼえてる
今更感いまさらかんじるよ だれよりも
ぼくのことをあいしてくれてた

見上みあげたそら きみがくれた たくさんの微笑ほほえみが かんではもうせつぎて
粉雪舞こなゆきまうこの季節きせつこころなかけていっそおとてずに…
ただすべてわすれさせて

自分じぶん気持きもくあてもく あふれるおもさえつけても
結局けっきょくまたよごれてしまうから
二人残ふたりのこした 足跡あしあとさえも かえらぬ日々ひびに どこかむなしく
かえ胸焦むねこがす ただきみきだった
I wanna be with you... なみだ

もしもきみが そばにいたら 一体いったいなんてうかな また茶化ちゃかしてわらうよな
れたほほあたたかさが すこしずつこころゆきかしはじめる

記憶きおくなか きみがくれた 一粒ひとつぶあいしずく うご時計とけいはり
それでもまだ しろよるこころもるように 粉雪こなゆきう…
ゆらりゆらりらめいて