文字サイズ
よみがな
あまりにもえた
真夜中まよなかしずけさを
つらぬいて
ただ じっと
しんじてあいだ
不安ふあんにさせるけど

ぼく大丈夫だいじょうぶ
突然とつぜんこと
戸惑とまどいのなかで
あとすこしだけでいい
ずっと
いていてしい
けれど

出発たびだちのベルが
容赦ようしゃなく
ひびわたるときに
ふるえているかた
形無かたちな
かれてしまう

むねをあてて
ちかえるから
しろくちびる
いとおしいがお
とおくでもおぼえていたい
しっかり
きみけてから
くよ

どんなにやるせない
場面ばめんでも
りこえてけるくらい
たがいのおもいは
けやしないと
ねがうしかない
けど

きっと何時いつ
こぼれるほど
れやしない
あい
かかえたまま
むかえに
かならるよ
そして もう
きみはなさないから
そして もう
はなれたりできないから
二度にど