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どこからかひろってきた
細長ほそながえだ自分じぶんかこむようにせんをかいた
だれはいってないで
ここは静寂せいじゃく樹海もり
ながあめひたすら
こうがわ 向日葵ひまわり群衆むれ
毒々どくどくしいものをどこまでけて
世界せかいかたるつもりなんだろう?

ちわびた squall
ふるえるほど圧倒あっとうされたいんだ
とお一遍等いっぺんとう言葉ことば温度おんどはもうかない
あの砂場すなばちまけた
しろきよいフラグメンツにふか

かなしい自伝はなしよろこはなたち
なんて単純たんじゅんになびくかぜ
このただしいこと鼻歌はなうたわってく
平然へいぜんほこ黄色きいろはな愛想笑あいそうわら
かわったたねをぼろぼろとして
にがあじがする季節きせつ連鎖れんさ

ふかきりなか
くるおしいほど完成かんせいされたいんだ
太陽たいよう指差ゆびさしたものだけの価値かちなか
微笑ほほえんでいられるものかとさけ
鳥肌とりはだがたつようにそらさわ

あめ前兆まえぶれこわれやすくって
両手りょうてからだをそっときしめる
あせばむ首筋くびすじ緊張きんちょうさそって
そうだれもががってけるわけじゃない
squall・・・・

ふるえるほど圧倒あっとうされたいんだ
とお一遍等いっぺんとう言葉ことば温度おんどはもうかない
あの砂場すなばちまけた
しろきよいフラグメンツにふか