君きみはためらうツボミ
抱だきしめれば震ふるえる
ごめんねと震ふるえてる

恋こいする心こころのままで
夢見ゆめみるのは罪つみじゃない
傷きずをおそれ心こころいつわる方ほうが
罪深つみぶかいさ

めぐり逢あって
求もとめ合あい 今日きょうそして別わかれるけど
運命うんめいは始はじまっている

色いろづく君きみは ユメハジメハナ
今いまはこの手てはなそう
僕ぼくのために無理むりして微笑ほほえむ
君きみが恋こいしい

笑わらわなくくていい 泣なかなくていい
昨日きのうとおなじサヨナラ
咲さこうとする花はなは迷まよわない
永遠えいえんの別わかれじゃない

紅あかく染そまりきる前まえの
花はなびらのグラデーション
冷ひえた空気吸くうきすい込こむたび君きみが
遠とおくなる

夢見ゆめみると
なにかひとつ失なくすと言いうけれど
僕ぼくがぜんぶ守まもってあげる

ナミダで開ひらく ユメハジメハナ
君きみの胸濡むねぬらすけど
季節きせつはすぐひとまわりをして
春はるが来くるから

ときめきながら 途惑とまどいながら
歩あるき続つづけたらいい
明日あしたへ向むく潤うるんだ瞳ひとみに
遥はるかな君きみも映うつる

夢ゆめを見みるのも あきらめるのも
心こころは悲鳴ひめいをあげる
その叫さけびを僕ぼくがのがさずに
聞きいているから

色いろづく花はなは ユメハジメハナ
今いまはこの手てはなそう
咲さこうとする君きみは迷まよわない
永遠えいえんの別わかれじゃない