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八時はちじのバスに うように
いそいでドアを めたあなたと
言葉ことばひとつが わせなかった
それがくやしい 初雪はつゆきあさ
あのひとが いなくなる
なんておもいもしなかった
今度こんど季節きせつのために
あなたがえらんだ ジャケットは
とうぶんられるように
すこ地味じみいろにしたね
何年なんねん使つかうつもりで

十年前じゅうねんまえ笑顔えがおのままの
あなたの写真しゃしん にくらしいけど
すこふとった いまのわたしを
せてあげよか そらかって
人生じんせい色々いろいろ
うたうたっているように
一度生いちどうまれわって
おな運命うんめいってても
かならずあなたの姿すがた
さがしだしてつけたして
おもいきりきしめるから

今度こんど季節きせつのために
あなたがえらんだ ジャケットは
とうぶんられるように
すこ地味じみいろにしたね
何年なんねん使つかうつもりで