桜舞はなまう街まちは はしゃいだ人ひとに溢あふれて騒さわがしく
ひとりで歩あるく僕ぼくの涙なみだを誰だれも気きづかない…

これまでもそう これからもそう ずっと一緒いっしょと誓ちかっていても
時ときの流ながれに 人ひとの流ながれに 僕ぼくらはいつも忘わすれてしまう
そこにあるもの すでにあるもの
幸しあわせはそう いつの日ひでも ささやかで…

本当ほんとうは哀かなしいのに笑わらって手てを振ふった
「サヨナラ」言いったなら二度にどと逢あえない気きがしたから
飲のみ込こんだまま失なくした想おもい

君きみがいなくて あの道みちをゆく足あしも重おもいけど
少すこしずつでも歩あゆみだしてる明日あすへゆく道みちを

繋つないだ指ゆびの 絡からんだ髪かみの温ぬくもりがまだ残のこっていても
時ときの流ながれが 人ひとの流ながれが それもいつかは奪うばうのだろう
そこにあるもの すでにあるもの
幸しあわせはそういつの日ひでも ささやかで…

本当ほんとうは哀かなしいのに笑わらって手てを振ふった
「サヨナラ」言いったなら逢あえない気きがしたよ
本当ほんとうは哀かなしいのに笑わらって手てを振ふった
「ゴメンネ」言いえたなら…今いまも君きみと笑わらい合あえた?
分わからないよ サヨナラあの日ひ