- 文字サイズ
- よみがな
乾かわいた唇くちびる 凍いてつく太陽たいように 晒さらされて
溢あふれる涙なみだが 滴したたる眩まぶしさで 僕ぼくをなぞるから
足たりない箇所かしょを ただ埋うめ合あう様ように 君きみを求もとめていた
触ふれ合あう指ゆびに 伝つたわる切せつなさだけを 掻かき集あつめて
鼓動こどうの奥おくに 翳かざす願ねがいを
宿命さだめと言いうなら
残のこされた記憶きおくと 失なくした君きみの面影おもかげが
今いまも置おき去ざりのまま…
微かすかな吐息といきと 震ふるえる眼差まなざしに 揺ゆらめいて
擦こすれる魂たましいの 瞳めを射いる煌きらめきが ふたりを包つつんで
出逢であわなければ 傷付きずつけ合あう事ことさえも なかったのかな?
もがれた羽はねの 痛いたみに寄より添そいながら そっと睡ねむろう
戻もどれないから 還かえれないから
命いのちを嗄からして
遠とおざかるあの日ひと 失なくすばかりのこの腕うでが
君きみの温ぬくもりに 焦こがれて…
誰だれもが違ちがう 寂さびしさ持もちよって 未来あすを欲ほしがるけど
君きみが目指めざした 汚よごれなきその強つよさで 僕ぼくを壊こわして
声こえに出来できずに 途絶とだえた祈いのりを
宿命さだめと銘付なづけて
残のこされた記憶きおくと 失なくした君きみの面影おもかげが
餓うえたこの胸むねに 今いまも置おき去ざりのまま…
溢あふれる涙なみだが 滴したたる眩まぶしさで 僕ぼくをなぞるから
足たりない箇所かしょを ただ埋うめ合あう様ように 君きみを求もとめていた
触ふれ合あう指ゆびに 伝つたわる切せつなさだけを 掻かき集あつめて
鼓動こどうの奥おくに 翳かざす願ねがいを
宿命さだめと言いうなら
残のこされた記憶きおくと 失なくした君きみの面影おもかげが
今いまも置おき去ざりのまま…
微かすかな吐息といきと 震ふるえる眼差まなざしに 揺ゆらめいて
擦こすれる魂たましいの 瞳めを射いる煌きらめきが ふたりを包つつんで
出逢であわなければ 傷付きずつけ合あう事ことさえも なかったのかな?
もがれた羽はねの 痛いたみに寄より添そいながら そっと睡ねむろう
戻もどれないから 還かえれないから
命いのちを嗄からして
遠とおざかるあの日ひと 失なくすばかりのこの腕うでが
君きみの温ぬくもりに 焦こがれて…
誰だれもが違ちがう 寂さびしさ持もちよって 未来あすを欲ほしがるけど
君きみが目指めざした 汚よごれなきその強つよさで 僕ぼくを壊こわして
声こえに出来できずに 途絶とだえた祈いのりを
宿命さだめと銘付なづけて
残のこされた記憶きおくと 失なくした君きみの面影おもかげが
餓うえたこの胸むねに 今いまも置おき去ざりのまま…