- 文字サイズ
- よみがな
雪ゆきが降ふる街まち ため息いき 思おもい出白でしろいまま
冬ふゆが来くるたび 悲かなしみ 戻もどらない記憶きおくの中なか
君きみはいつも仕事しごとばっかで 待まち合あわせも遅おくれがちだったね
人ひとが行いき交かう賑にぎやかな駅えき 待まちぼうけ 白しろいため息いき
寒さむくて寂さびしくて そんな時とき 絶妙ぜつみょうなタイミングで
改札口かいさつぐちの奥おくから 駆かけ寄よってくる君きみの姿すがた
そして冷つめたくなった僕ぼくの頬ほおを 温あたたかい掌てのひらでそっと
包つつみ込こんでくれたんだ 僕ぼくは幸しあわせだった
そんな記憶きおくの中なかに足あしを止とめ ずっと待まちぼうけ
今いまなら何時間なんじかんでもいい 君きみの事こと 待まっているのに
雪ゆきが降ふる街まち ため息いき 思おもい出白でしろいまま
冬ふゆが来くるたび 悲かなしみ 戻もどらない記憶きおくの中なか
いつも君きみと二人ふたりだけで温ぬくもりを確たしかめでた
そして僕ぼくは一人ひとりだけで冷つめたい風かぜに耐たえてる
この掌てのひらの中なかで溶とける雪ゆきに 君きみとの思おもい出でを重かさねた
あれから少すこし季節きせつが過すぎ 君きみから大切たいせつな事学ことまなべた
ポケットの中なかかじかんだ手て 無情むじょうに過すぎてく時間じかんだけ
ため息いきはまるで 雪ゆきの様ように染そまった白しろい息いき
思おもい返かえせば君きみと過すごした毎日僕まいにちぼくにはファンタジー
君以上きみいじょうの相手あいてと出会であうなんてないだろうって不安ふあんだし
それは遠とおい記憶きおく いつかの消けせない胸むねの傷跡きずあと
もう一度いちどなんて思おもい返かえす 近ちかいようで遠とおい日ひを
雲くもの隙間すきまに きらめく 冬ふゆの星空ほしぞらから
願ねがいを込こめた 流ながれ星ぼし もしも君きみに届とどくなら
いつか二人ふたりやり直なおせるそんな奇跡きせきを夢見ゆめみて
君きみのいない部屋へやで僕ぼくは一人眠ひとりねむりに就つくんだ
雪ゆきは積つもり 白しろく染そまる 涙なみだも隠かくれるほどに
やがて春はるが 悲かなしみさえ 溶とかしてくれるならいいのに
雪ゆきが降ふる街まち ため息いき 思おもい出白でしろいまま
冬ふゆが来くるたび 悲かなしみ 戻もどらない記憶きおくの中なか
いつも君きみと二人ふたりだけで温ぬくもりを確たしかめでた
そして僕ぼくは一人ひとりだけで冷つめたい風かぜに耐たえてる
雪ゆきが降ふる街まち ため息いき 思おもい出白でしろいまま
春はるは来くるのに 僕ぼくはまだ あの冬ふゆの記憶きおくの中なか…
冬ふゆが来くるたび 悲かなしみ 戻もどらない記憶きおくの中なか
君きみはいつも仕事しごとばっかで 待まち合あわせも遅おくれがちだったね
人ひとが行いき交かう賑にぎやかな駅えき 待まちぼうけ 白しろいため息いき
寒さむくて寂さびしくて そんな時とき 絶妙ぜつみょうなタイミングで
改札口かいさつぐちの奥おくから 駆かけ寄よってくる君きみの姿すがた
そして冷つめたくなった僕ぼくの頬ほおを 温あたたかい掌てのひらでそっと
包つつみ込こんでくれたんだ 僕ぼくは幸しあわせだった
そんな記憶きおくの中なかに足あしを止とめ ずっと待まちぼうけ
今いまなら何時間なんじかんでもいい 君きみの事こと 待まっているのに
雪ゆきが降ふる街まち ため息いき 思おもい出白でしろいまま
冬ふゆが来くるたび 悲かなしみ 戻もどらない記憶きおくの中なか
いつも君きみと二人ふたりだけで温ぬくもりを確たしかめでた
そして僕ぼくは一人ひとりだけで冷つめたい風かぜに耐たえてる
この掌てのひらの中なかで溶とける雪ゆきに 君きみとの思おもい出でを重かさねた
あれから少すこし季節きせつが過すぎ 君きみから大切たいせつな事学ことまなべた
ポケットの中なかかじかんだ手て 無情むじょうに過すぎてく時間じかんだけ
ため息いきはまるで 雪ゆきの様ように染そまった白しろい息いき
思おもい返かえせば君きみと過すごした毎日僕まいにちぼくにはファンタジー
君以上きみいじょうの相手あいてと出会であうなんてないだろうって不安ふあんだし
それは遠とおい記憶きおく いつかの消けせない胸むねの傷跡きずあと
もう一度いちどなんて思おもい返かえす 近ちかいようで遠とおい日ひを
雲くもの隙間すきまに きらめく 冬ふゆの星空ほしぞらから
願ねがいを込こめた 流ながれ星ぼし もしも君きみに届とどくなら
いつか二人ふたりやり直なおせるそんな奇跡きせきを夢見ゆめみて
君きみのいない部屋へやで僕ぼくは一人眠ひとりねむりに就つくんだ
雪ゆきは積つもり 白しろく染そまる 涙なみだも隠かくれるほどに
やがて春はるが 悲かなしみさえ 溶とかしてくれるならいいのに
雪ゆきが降ふる街まち ため息いき 思おもい出白でしろいまま
冬ふゆが来くるたび 悲かなしみ 戻もどらない記憶きおくの中なか
いつも君きみと二人ふたりだけで温ぬくもりを確たしかめでた
そして僕ぼくは一人ひとりだけで冷つめたい風かぜに耐たえてる
雪ゆきが降ふる街まち ため息いき 思おもい出白でしろいまま
春はるは来くるのに 僕ぼくはまだ あの冬ふゆの記憶きおくの中なか…