あれから僕ぼくは何なにを変かえられたのだろう
今更僕いまさらぼくに何なにが出来できると言いうのだろう

灰色はいいろの街角まちかどに
繰くり返かえされる日々ひびに
ありふれた居場所いばしょを探さがして来きたけれど

生うまれてきた命いのちその理由りゆう 生いきることの矛盾むじゅんさえ
全すべてを語かたり尽つくして 風かぜが通とおり過すぎる
果はてしない道みちのりその先さきに あるものがそう例たとえ
理想りそうじゃない現実げんじつでも きっとその場所ばしょから
新あたらしく朝あさが生うまれ変かわる Start of life

あれから僕ぼくは何なにを求もとめて来きただろう
今更僕いまさらぼくは何なにを信しんじればいいだろう

いくつかのぬくもりが
いくつもの哀かなしみを慰なぐさめて
現在いまを受うけ入いれて来きたけれど

巡めぐり巡めぐる時代じだいに追おわれて 疲つかれ果はてた心こころさえ
そっと抱だきしめるように 風かぜが頬ほほを撫なでる
溢あふれ出だした涙一滴なみだひとしずく 水面みなもに弧こを描えがいて
音おともなく広ひろがって行ゆく きっと今いまここから
長ながすぎた夜よるが明あけ始はじめる Start of life

生うまれてきた命いのちその理由りゆう 生いきることの矛盾むじゅんさえ
全すべてを語かたり尽つくして 風かぜが通とおり過すぎる
果はてしない道みちのりその先さきに あるものがそう例たとえ
理想りそうじゃない現実げんじつでも きっとその場所ばしょから
新あたらしく朝あさが生うまれ変かわる Start of life