さぁ もう顔上かおあげて涙なみだを拭ふきなよ
そう 君きみの痛いたみは君きみのもの

こんな風ふうに悲かなしみに 埋うもれる日々ひびが
きっといつか君きみを 大人おとなに変かえてゆく

忘わすれてゆく僕等ぼくらは 悲かなしきただの人ひとさ
止とまらぬその涙なみだも 駆かけ抜ぬけた日々ひびも
だからね また顔上かおあげて明日あしたに向むかえるのさ
悲かなしみは無駄むだじゃない
君きみの道続みちつづくよ

ねぇ 時ときの窓まどからこぼれる光ひかりは
そう 過すぎてゆく景色けしきの名残なごりり

出逢であった頃ころのことを 想おもい出だしてた
はじめは君きみのこと 好すきになれずにいたね

想おもい出でが溢あふれるから こんなに苦くるしいけど
帰かえらぬ時ときを君きみと過すごせた幸しあわせ
だからこそ また顔上かおあげて明日あしたに向むかう僕等ぼくら
間違まちがいは何なにもない
そして優やさしくなれ

忘わすれてゆく僕等ぼくらは 悲かなしきただの人ひとさ
止とまらぬその涙なみだも 駆かけ抜ぬけた日々ひびも
だからね また顔上かおあげて 明日あしたに向むかえるのさ
悲かなしみは無駄むだじゃない
道みちはまだ続つづくよ

そして優やさしくなれ