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よみがな
「いつかはすべてうまくいくよ」 きみ言葉ことばがよみがえる
おもいがけずこぼれちるなみだ はるにおいにまる三月さんがつよる

つぼみもはなむすぼうとしたころ 陽射ひざしはごとにつよして
かがやひかりまとったきみかえこともなく えてしまった

何度なんどでも 何度なんどでも さけつづけてた きみ名前なまえをただ
淡雪あわゆきよるにもう一度いちど やさしく微笑ほほえきみいたい

朝日あさひかおをのぞかせるころ ただよう真夜中まよなかさむさは
あっというにどこかへえて こころ隙間すきまぼくけてくる

かわながれが景色けしきかして おぼろげな記憶きおくながれてく
けれどぼくはきっとわすれないだろう さよならもえずにわかれてしまった
きみえがいてる

いつまでも いつまでも ぼくこええずにこえる
木漏こも場所ばしょでもう一度いちど やさしくたたずむきみいたい

何度なんどでも 何度なんどでも さけつづけてた すべるように
ぼくはいつでもここにいるから あたたかなひかりなかにいるから

いつまでも いつまでも かえってばかりじゃ なにえられない
きみらしてくれたこのみちまえだけをいてぼくすすむよ