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蝶ちょうよ花はなよで かつぎあげられ
背中せなかにスミを 入いれようと
己おのれの弱よわさを呪のろった 一人ひとりの夜よる
腐くさって腐くさって 腐くさり果はて
ラーメン横丁よこちょうの たて看板かんばん
ごろまきひっかく チンピラの
哀あわれ いきがる 悲かなしさよ
蝉せみが泣なく… チキショウと…
蝉せみが泣なく… チキショウと…
刺さしてみせましょ 己おのれの腹はらを
刺さされてみましょか ボロ雑巾ぞうきん
ため息いきまじりの ラッパの兵隊へいたい
幾人束いくにんたばねて カチ込こんでも
命いのちからがら 負まけちまい
正気しょうきのさたじゃ ねえなどと
狂くるった馬鹿ばかが カタギを気取きどる
蝉せみが泣なく… チキショウと…
蝉せみが泣なく… チキショウと…
はったりばかりを かますから
裏うらと表おもてを すかしましょ
酒さけにおぼれて毒どくづいた 一人ひとりの夜よる
臭くせぇ 人情芝居にんじょうしばいが
俺おれにゃ ゆがんで見みえる
サイコロ転ころがし「チョウ」か「ハン」かで
昇のぼってみましょか この世よの果はてまで
蝉せみが泣なく… チキショウと…
蝉せみが泣なく… チキショウと…
群むれをなさない 都会とかいの蝉せみよ
お前まえそんなに 悲かなしいか
切きったはったではじかれ 死しんだふり
心揺こころゆさぶり ときめかし
肝きもに命いのちじて はいあがりゃ
裏切うらぎり血ちの雨あめ ふっかけやがる
カタギのくせして 極道ごくどうの真似事まねごと
蝉せみが泣なく… チキショウと…
蝉せみが泣なく… チキショウと…
背中せなかにスミを 入いれようと
己おのれの弱よわさを呪のろった 一人ひとりの夜よる
腐くさって腐くさって 腐くさり果はて
ラーメン横丁よこちょうの たて看板かんばん
ごろまきひっかく チンピラの
哀あわれ いきがる 悲かなしさよ
蝉せみが泣なく… チキショウと…
蝉せみが泣なく… チキショウと…
刺さしてみせましょ 己おのれの腹はらを
刺さされてみましょか ボロ雑巾ぞうきん
ため息いきまじりの ラッパの兵隊へいたい
幾人束いくにんたばねて カチ込こんでも
命いのちからがら 負まけちまい
正気しょうきのさたじゃ ねえなどと
狂くるった馬鹿ばかが カタギを気取きどる
蝉せみが泣なく… チキショウと…
蝉せみが泣なく… チキショウと…
はったりばかりを かますから
裏うらと表おもてを すかしましょ
酒さけにおぼれて毒どくづいた 一人ひとりの夜よる
臭くせぇ 人情芝居にんじょうしばいが
俺おれにゃ ゆがんで見みえる
サイコロ転ころがし「チョウ」か「ハン」かで
昇のぼってみましょか この世よの果はてまで
蝉せみが泣なく… チキショウと…
蝉せみが泣なく… チキショウと…
群むれをなさない 都会とかいの蝉せみよ
お前まえそんなに 悲かなしいか
切きったはったではじかれ 死しんだふり
心揺こころゆさぶり ときめかし
肝きもに命いのちじて はいあがりゃ
裏切うらぎり血ちの雨あめ ふっかけやがる
カタギのくせして 極道ごくどうの真似事まねごと
蝉せみが泣なく… チキショウと…
蝉せみが泣なく… チキショウと…