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テレビのまえ彼女かのじょ一人ひとり
椅子いすすわって 煙草たばこけた
テレビのなか うたう スターを
けむりとも皮肉ひにくいてる

本当ほんとうはスターになりたいきみ
なに出来でき椅子いすすわってる

散々さんざん ひとたったって
自分じぶんみじめになるだけさ
こんな そんことはないよ?

よる窓辺まどべ彼女かのじょ一人ひとり
ほしけて うたうたってる
わたし一体いったい なにがしたいんだろう?」
不安ふあんとも煙草たばこをくわえた

本当ほんとうはスターになりたいきみ
おびえながら うたう そのうた

一番いちばん きみわかっていて
何度なんどきみまもってきた
どんな とんがったあめからも

さぁ! まわりをてごらん
最初さいしょきみつべき舞台ぶたいは すぐちかくに

あさ窓辺まどべ彼女かのじょ一人ひとり
椅子いすすわって うたうたってる

本当ほんとうきみを もっとしいきみ
きみうた最初さいしょのメロディ

散々さんざん いままでうたってきて
開演待かいえんまたずに 「はい、カット!」
そんな、そんなわりかたはないよ!
だんだん 自分じぶんちかづいて
自分じぶん充分じゅうぶん えるだろう?
そんな、そんなしあわせはないよ!

テレビのまえ彼女かのじょ一人ひとり
椅子いすって うたうたってる