綺麗きれいなはずのすっとした手ても
これで見納みおさめかなぁ?
今いまになっちゃえば名残なごり惜おしく思おもえる

話はなし合あったって何一なにひとつ
分わかり合あえないけど
終おわりにするって答こたえだけは同おなじ

あなたの口くちづけで僕ぼくが変かわれたならいいのに
お互たがいの両手りょうては自分じぶんのことで塞ふさがってる
笑わらいながら はしゃぎながら
誤魔化ごまかしてきた 叫さけび声ごえが
胸むねの 奥おくに 響ひびく
重おもく 重おもく 重おもく

間抜まぬけな神様かみさまが僕ぼくらを
つがいで飼かおうとして
狭せまい鳥籠とりかごに入いれたなら今頃いまごろ

絵えに描かいたような幸しあわせが
訪おとずれていたのかなぁ?
発狂はっきょうしないで僕ぼくら暮くらしていたかなぁ?

あなたの溜ため息いきで
世界せかいが曇くもるはずないのに
真面目まじめな顔かおをして悩なやめる女おんなを演えんじてた
そのプライドを保たもちながら
迷まよいながら 妥協だきょうしながら
日毎ひごと 愛情あいじょうは 渇かわく
孤独こどく 孤独こどく 孤独こどく

明日あしたから僕ぼくら晴はれて自由じゆうの身みだ
鳥籠とりかごのドアはもう開ひらいてるんだ
だから 遠とおく 遠とおくへ
オアシスの前まえで力尽ちからつきるとしても
明日あしたへと 僕ぼくら飛とんでいかなくちゃなんない
ずっと 遠とおく 遠とおくへ
蒼あおい 浅あさい 昨日きのうを嘆なげく
やがて 脆もろく 時ときが 洗あらい流ながしていく
甘あまい記憶きおく
遠とおく 遠とおく 遠とおく
遠とおく 遠とおく 遠とおく