横顔よこがおにあたった宵よいの星ほし 川辺かわべを今日初きょうはじめて手てを繋つないで歩あるいた
知しりたいが故ゆえのあたしのいじわるに
あなたは遅おそくまで付つき合あってくれた

神かみに祈いのった事ことそれは...早はやくあなたのお気きに召めされる様ように

信しんじてないね?まだ笑わらってるの?
あたしはあなたに嘘うそを付つく勇気ゆうきすらない
右みぎの耳みみからかすかに聞きこえた
「ずっと近ちかくにいるよ」

まだ上うえの名前なまえで呼よんでた頃ころ あなたを朝日あさひの待まつ夢ゆめの中なかで見みかけた
優やさしく微笑ほほえむあなたの横顔よこがおを あの頃ころからきっと
好すきになっていた

ぬかるんだ道みちに足あしを取とられ 引ひき寄よせてくれた肩かたとても熱あつい

きちんと伸のびた背筋せすじにあたる少すこし寒さむい風かぜ あたしには丁度ちょうどいい
出逢であわなければ 言いえなかったね
「ずっと近ちかくにいるよ」

信しんじてないね?まだ笑わらってるの?
あたしはあなたに嘘うそを付つく勇気ゆうきすらない
右みぎの耳みみからかすかに聞きこえた
ずっと近ちかくに...
ずっとそばに...
「ずっと近ちかくにいるよ」