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よみがな
いつまでもつづいとしさをきみかんじるんだ
かぜなみまれても
どこにいてもきみつける

ぼくなに出来できずにきみのために
やわらかな言葉抱ことばかかえてうたうから
かないでどこにいたってぼくんで

に ゆらゆら
また ゆらゆら
だれもつかめぬかげろうを
カナシミにかす明日あした
ぼくあずけておくれ

かすれたきみこえだけが
みみにこだましてくる
うしなった影達かげたちははるかとお
いまならばすべゆるせるがするよ
とおくにいてもきみなみだえるよ

あてなく ゆらゆら
あぁ ゆらゆら
ずっとつかめぬかげろうを
えがいてたゆめのかけらを
そっとあつめてあげよう

ながれゆく時代とき隙間すきま
そら見上みあげていた