太陽たいようも途切とぎれる路地裏ろじうら
湿しめる空気くうきの束たば
錆さびた緑みどりのフェンス
歪ゆがんだマス目越めごしに見みる
澄すんだ青あおい空そらと笑わらう月つきウサギ

心こころの奥おくで白しろいミサイルが弾はじけた痕あとは深ふかいクレーター
退屈たいくつな日々ひびにほら何度なんども
乾かわいた想おもいが僅わずかに浮うかぶ

今日きょうも 嗚呼ああ・・・
何なにも出来できないまま赤あかは燃もえ落おちて
一日いちにちが終おわる
深ふかい青あお 黒くろく染そまりはしない
空そらで無数むすうの星ほしが弱よわく光ひかるから

心こころの奥おくで白しろいミサイルが弾はじけた痕あとは深ふかいクレーター
眠ねむれない真夜中まよなかに何度なんども
乾かわいた想おもいが微かすかに光ひかるよ

街まちを照てらすよ