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つめたくってやわらかな
二人ふたりでカギかけたちいさな世界せかい
かすかにつたわってきて
ちぢんでびてフワリんでった

タンタンタン それはぼくせてんでった
タンタンタン それはぼくせてんでった

ああきみの そのニノウデに
さびしく意地悪いじわるなきのうをてた
まどから 顔出かおだして
わらってばかりいたら こうなった

タンタンタン そしてぼくはすぐにっこちた
タンタンタン そしてぼくはすぐにっこちた

しがみついてただけの あの
おなかのうぶくちづけたのも
おもしてはここで ひとり
けむりこえだけみながら

なんにもないよ わたして
ボーッとしてたら何故なぜ かたまった

タンタンタン いしぼくそらった
タンタンタン いしぼくそらった