明日あした 海うみを見みに行いこう
眠ねむらないで二人ふたりで行いこう
朝一番あさいちばんのバスで行いこう
久ひさしぶりに海うみへ行いこう

降ふり注そそぐ陽光ようこう
雨上あめあがりの匂におい想おもう
追おい越こした自転車じてんしゃの方ほう
照てれながら若葉わかばの色いろ

おかしくて 吹ふき出だしそうな時ときのいたずらに
導みちびかれ 僕ぼくらは行いく 翼つばさも無ないのに

明日あした 海うみを見みに行いこう
眠ねむらないで二人ふたりで行いこう
朝一番あさいちばんのバスで行いこう
久ひさしぶりに海うみへ行いこう

何なにもない? 何なにかある? この道みちの彼方かなたに
フツウだけど 確たしかに僕ぼくの目めの前まえに広ひろがる

明日あした 海うみを見みに行いこう
眠ねむらないで二人ふたりで行いこう
朝一番あさいちばんのバスで行いこう
久ひさしぶりに海うみへ行いこう