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むねいたいうちはあなたのことおもかえさないよういつもいつも
ちがことかんがえてる 平凡へいぼん日々ひびはそんなあたしに沢山たくさんわな仕掛しかける

まだそら綺麗過きれいすぎて なみだくらい
あたしはまだあなたのこときで きで きで

うみかぶちょうはね 両目りょうめじゃまぶしい太陽たいようかなしいせつない
気付きづかずごした毎日まいにちかさなったおおきな存在そんざい
まった時間じかんにいつもってた電話でんわいまはもうらない
あなたがいたむねいとぎゃくくるしいよ

可哀想かわいそうをさしのべられたり ひとり迷子まいごだとおもわれないよう
あしこころうごかして平凡へいぼん日々ひびなかでもとびきりでありたいとねがうの

そむけてはいけないとわかってるけど
あたしはあたしにうそきらきらきら

ぐるぐるにいたマフラーの隙間すきまにまとわりついてくるうみかぜ
気付きづかずごした毎日まいにちを「今更いまさらだ」とあざわら
めきれないいま自由じゆう んでしまったあたしのはね
あなたがいたむねいとなみがさらってく

こまかくきざまれたあいかたわたせずホコリをかぶった手紙てがみ
あたしがつくったカケラ全部大切ぜんぶたいせつにすればいい
つぎにあなたをおもすのは あたしのこの羽飾はねかざりが
もう一度自いちどみずからちゃんとわったとき