先さきを急いそぐ自分じぶんが
少すこし焦あせり始はじめる
けれど別べつの自分じぶんが
首くびをかしげる

いつだってそう 二ふたつの心こころがせめぎあう

逃にげたまま
後あとでそれを悔くやみたくはない
けれどまた
ハズしたなら…怖こわくてできない

胸むねに残のこる欠片かけらが
なにを伝つたえてるのか
確たしかめたりするのも
ムダにならない

なんだってそう 欲ほしけりゃ賭かけなきゃかなわない

いまここにある想おもいが
それを越こえたなら
臆病おくびょうになる弱よわさを
越こえたらできるさ

ぼくだってそう おなじさ、何度なんどもくりかえす

あの時ときの あの痛いたみが
不意ふいによみがえる
Yahヤー, yahヤー, yahヤー, yahヤー, yahヤー
Noノー, noノー, noノー, noノー, noノー, noノー
越こえたらできるさ

揺ゆれながら 迷まよいながら
誰だれも生いきている
けど答こたえ決きめることは
君きみしかできない