この指ゆびとまれ! 世界中せかいじゅうが同おなじ歌うたをくちずさむ日ひ
狙ねらい定さだめたライフルの先さきに ほら、青あおい鳥とりがとまるよ!

小ちいさな命いのちの灯火ともしびを 一吹ひとふきで消けし去さるような
心こころない争あらそいの風かぜは 止やむ事ことは無ないのか?
守まもるべきものがある それぞれの胸むねに
その重おもみの分ぶんだけ 永ながい道みちのりは続つづくけれど

この指ゆびとまれ!世界中せかいじゅうが同おなじ歌うたをくちずさむ日ひ
ねらい定さだめたライフルの先さきに ほら、青あおい鳥とりがとまるよ!

幾千年いくせんねんか昔むかし 人ひとが 棒切ぼうきれで引ひいた境界線きょうかいせん
その境目さかいめの向むこう側がわじゃ 命いのちの価値かちも違ちがうのか?
傷きずつけ合あうばかりじゃ 何なにも築きずけない
過あやまちに気付きづくのは 大切たいせつな時ときを失うしなってから

海うみを挟はさんでにらめっこじゃ 笑わらった顔かおさえ見みえやしない
ママに抱だかれたあの瞳ひとみに もう一度いちどパパが映うつりますように

テレビの中なかで大切たいせつな人ひとが泣ないている
声こえが届とどかない 何なにも届とどかない・・
そんな時ときは何なにを抱だきしめて泣なけばいいの?
悲かなしみの代償だいしょうは 涙なみだの数かずじゃ計はかれないよ だから

この指ゆびとまれ! 世界中せかいじゅうが同おなじ歌うたをくちずさむ日ひ
狙ねらい定さだめたライフルの先さきに ほら、青あおい鳥とりがとまるよ!
僕ぼくが一人ひとりで守まもれるもの 愛あいする人ひとと音楽おんがくと
他ほかには何なにも無ないけれど 僕ぼくにとってはかけがえの無ないもの
この指ゆびとまれ! 世界中せかいじゅうが同おなじ歌うたを口くちずさむ日ひ
狙ねらい定さだめたライフルの先さきに ほら、青あおい鳥とりがとまるよ!