冷つめたい雨あめに 何度なんども打うたれ
疲つかれ果はてても 陽ひはまた昇のぼる

気きが付つけば 一人部屋ひとりへやの中なか
いつも暗闇くらやみで 全すべてを塞ふさいだ
このままもう 何なにもかもが壊こわれるなら
それでもいいかな

心こころとは無関係むかんけいに 季節きせつは巡めぐり
なつかしく新あたらしい 空気くうきの中なか
強つよく信しんじ 前まえに突つき進すすむ事ことで
全すべてが生うまれ変かわる

今いまからだ
手てを伸のばせ つかみとるんだ
目めを凝こらして 奪うばいとるんだ
戦たたかう事こと 恐おそれず心こころからぶつかれば
その先さきで 花はなは咲さくだろう

本当ほんとうは恐こわくて 誰だれより弱よわくて
それでもただ前まえに進すすまなければ

手てを伸のばせ つかみとるんだ
目めを凝こらして 奪うばいとるんだ
戦たたかう事こと 恐おそれず心こころからぶつかれば
その先さきで 花はなは咲さくだろう