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よみがな
一度来いちどきたようなみち 気付きづかずまたあるいてた
むねくるしいほどなつかしいにおいがした

きみといつかした約束やくそく
いまではもうたすことはできないけど
ずっとさがしてた ただはしつづけた

おも場所ばしょはまだ 何一なにひとわらないまま
とおくなる記憶きおくには きれいにうつらないけど

いつのまにか一人ひとりになって
えなかったものすべてがくるしかった
言葉ことばにはせずにそっとみずながそう

わすれられなかった もう一度君いちどきみちかくにかんじたくて
こらえきれなかった あふれるなみだぬぐうこともわすれて

どこまでもつづみち ここにも足跡残あしあとのこ
かなしみのかたちほど 言葉ことばにはならないまま

季節とき二度にどかえらないから
またあたらしいかなしみをかんじていた
おもはいつも二人引ふたりひはなして

わすれられなかった きみ出会であったあのもどりたくて
こらえきれなかった なみだでにじんだきみ後姿うしろすがた

わすれられなかった もう一度君いちどきみちかくにかんじたくて
こらえきれなかった あふれるなみだぬぐうこともわすれて
きみをさがした