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扉とびらを開あけて
新あたらしい場所ばしょへ
やさしい人混ひとごみを
すり抜ぬけて どこまでも
まんまるい月つき
落おちていく夕陽ゆうひと出会であう
見上みあげる空そらは
何色なにいろに染そまるの
手ての平ひらには
輝かがやく銀ぎんの星ほし ひとつ
歌うたいながら
迎むかえに行ゆくからね
走はしって行ゆくよ
あなたが
見みるであろう奇跡きせきたち
あなたを
包つつむ 風かぜと海うみと
焼やき付つけて
見みえなくなってしまう日ひは
あまりにも早はやく
やってくるから
人指ひとさしゆびを翳かざして
魔法まほうを架かけてみて
目めに写うつる全すべてを
恐おそれないように
失なくし物ものは
いくつの海うみを 埋うめるだろう
こんなふうに
歩あるいて行いけるかな
振ふり向むかないで
あなたが
見みるであろう奇跡きせきたち
あなたを
包つつむ 風かぜと海うみと
焼やき付つけて
見みえなくなってしまう日ひは
あまりにも早はやく
やってくるから
憶おぼえてて
良よく晴はれた
青あおい青あおい あの朝あさを
独ひとりで
走はしり抜ぬけた景色けしきたち
こうして
腕うでに刻きざむ唄うたと
愛あいしてる ?
例たとえ聞きこえないとしても
わたしは ここで
手てを振ふるから
焼やき付つけて
その足あしで その瞳ひとみで
焼やき付つけて
新あたらしい場所ばしょへ
やさしい人混ひとごみを
すり抜ぬけて どこまでも
まんまるい月つき
落おちていく夕陽ゆうひと出会であう
見上みあげる空そらは
何色なにいろに染そまるの
手ての平ひらには
輝かがやく銀ぎんの星ほし ひとつ
歌うたいながら
迎むかえに行ゆくからね
走はしって行ゆくよ
あなたが
見みるであろう奇跡きせきたち
あなたを
包つつむ 風かぜと海うみと
焼やき付つけて
見みえなくなってしまう日ひは
あまりにも早はやく
やってくるから
人指ひとさしゆびを翳かざして
魔法まほうを架かけてみて
目めに写うつる全すべてを
恐おそれないように
失なくし物ものは
いくつの海うみを 埋うめるだろう
こんなふうに
歩あるいて行いけるかな
振ふり向むかないで
あなたが
見みるであろう奇跡きせきたち
あなたを
包つつむ 風かぜと海うみと
焼やき付つけて
見みえなくなってしまう日ひは
あまりにも早はやく
やってくるから
憶おぼえてて
良よく晴はれた
青あおい青あおい あの朝あさを
独ひとりで
走はしり抜ぬけた景色けしきたち
こうして
腕うでに刻きざむ唄うたと
愛あいしてる ?
例たとえ聞きこえないとしても
わたしは ここで
手てを振ふるから
焼やき付つけて
その足あしで その瞳ひとみで
焼やき付つけて