麗うららかな 日差ひざしの中なか
揺ゆりかごを護まもる詩うた
手ての平ひらに 風かぜを集あつめ
誰知だれしらぬ 明日あすを想おもう

大地だいちの薫かおりに包つつまれて
私わたしは確たしかに幸しあわせだった

マザーアース 聞きこえる草原そうげんの輝かがやき
マザーアース 溢あふれる宇宙うちゅうの言葉ことば
マザーアース 感かんじる愛あいの胎動たいどう

起おき抜ぬけに忘わすれた夢ゆめは 悲かなしみを仄ほのかに残のこす
途絶とだえた声こえは朝あさを待まっていた きっと朝あさを待まっていた
マザーアース 私わたしは確たしかに幸しあわせだった

零こぼれる水鳥みずどりの涙なみだ
震ふるえる小ちいさな拳こぶし
感かんじるあらゆる鼓動こどう

マザーアース 漲みなぎる新緑しんりょくの息吹いぶき
マザーアース 漂ただよう流氷りゅうひょうの行方ゆくえ
マザーアース 伝つたわる蜻蛉かげろうの生命いのち
マザーアース 色いろめく星雲せいうんの光ひかり
マザーアース 夢見ゆめみるコヨーテの瞳ひとみ
マザーアース 連つらなる幾千いくせんの祈いのり
マザーアース 聞きこえる草原そうげんの輝かがやき
マザーアース 溢あふれる宇宙うちゅうの言葉ことば

マザーアース 感かんじる愛あいの胎動たいどう