坂さかの途中振とちゅうふり返かえる 海うみは見みえるのかな
季節きせつは穴あなを開あけて僕ぼくを待まっていた
遠とおい日ひの約束やくそくの言葉ことば 今いまここに置おくよ
聞きこえますか 見みえますか
僕ぼくはあなたとここで逸はぐれ
今いまこうして 空そらを見上みあげるのは
泣ないてるわけじゃなくて
何なにもかも忘わすれてた 全すべてを知しりたくて
薄汚うすよごれた瞳ひとみに何なにが見みえますか
残のこされた小ちいさな丘おかに 今風いまかぜが吹ふいて
聞きこえますか 見みえますか
僕ぼくはあなたとここで逸はぐれ
今いまこうして 空そらを見上みあげるのは
泣ないてるわけじゃなくて
繰くり返かえす命いのちの鼓動こどう その声こえを頼たよりに
あの日冷ひつめたい駅えきのホームで
君きみは君きみへと歩あるき始はじめ
今いまこうして 空そらを見上みあげるのは
泣ないてるわけじゃなくて...