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とどけたいねがごと かぜになり
幾千いくせんゆめえが

ahアー泡沫うたかたいた
いま二人遠ふたりとおざけ
えてけないねおも
そばにいるのに

おなひとみてた青空あおぞら
なにわらないね
ときがどれだけてばしずかな
笑顔えがおえるの

とどかないコトバほらかぜになり
ったあのへとける
いとしさが木漏こもれびらすように
きみやさしく

ahアーうつろう季節きせつ
こころだけがたたず
ゆびばしたらいつか
れるその

ちが景色けしきなかかんじた
てる気持きもちあるね
過去かこゆるぬくもりゆだねる
つよさをりたい

とどかないコトバからにじむように
このむねあざやかにあかくなる
ちかづけばはなれてく陽炎かげろう
せつなさをかさねている

とどけたいねがこと かぜのように
幾千いくせん時間ときかわ ながれてく
とどけよう声一こえひとかぜ
きみやさしく
おともなくやさしく