この先さきには何なにがあるか 知しりたくって
君きみの知しらない街まちに飛とび込こんで行いったんだ

こっちはもう桜咲さくらさいて 花開はなひらいて
いるはずのない傍かたわら気きにして歩あるいてるよ

出会であい別わかれ繰くり返かえし 旅たびする僕ぼくらだから
また出会であう その時ときには 咲さかせた花はなを目印めじるしに

もっと遠とおくに もっと遠とおくに
叶かなわない事ことも たくさんあるけど
遅おそくてもいいさ 歩あるいてもいい あきらめず
足音響あしおとひびけ 咲さき零こぼれるその時ときへ

見送みおくりには 行いかないって君きみは言いった
「さよなら」から ほつれるのを怖こわがった

だから僕ぼくも紡つむぐように いつも通どおり
「また今度こんどね」そう残のこして 電話切でんわきったんだ

泣なき笑わらいを繰くり返かえし 深ふかくなる絆きずなだから
また出会であうその時ときでも ほら笑わらい合あえるよ

今度二人こんどふたりで 散歩さんぽでもしよう
この街まちを 連つれ添そって 案内あんないするから

どれだけ離はなれても 繋つながってるはずだから
未来みらいが咲さいた 花便はなだよりを届とどけるよ

もっと遠とおくに もっと遠とおくに 今いまよりも前まえへ 踏ふみ出だす勇気ゆうきを
やがて咲さき零こぼれる程ほどの 明日あしたが待まってるよ 希望きぼうと言いう名なの花はなが咲さく