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ざわめくまち夕暮ゆうぐれにけゆくころ
家路いえじいそ人波ひとなみのこされ
それでもぼくつなあるした
すこしぎこちなくて可笑おかしいね

きみ笑顔えがおこうしてえるのも
きっとこれが最後さいごかな

一緒いっしょわらって
きみごした日々ひび
おも出募でつのるほどさびしさすけれど
こんなにもせつない気持きもちになるならば
こいなみだくなればいいのに
からっぽに

きみ笑顔えがおをまだ横目よこめかんじられる
つないだからつたわってくる息遣いきづか
夕闇ゆうやみ中君なかきみのことがえるようで
二人近ふたりちかづいたようながしたね

あかいレンガそのさきえた
こいけてしまうようで

どれだけの時間じかん
ながれてもえない
記憶きおくがあるのならそうしんじていたい
あとすこしでぼく別々べつべつみちへと
あるしてしまうけどおもいは
そのままに