既すでに心こころのバランスを失うしなった
歯止はどめをかけた鎖くさりはちぎれて
欲よくという名なのローションを全身ぜんしんに浴あびて
摩擦まさつさせる身体からだの音おとを聞きく
Whyホワイ didディド youユー knowノウ? Whyホワイ didディド youユー goゴー?

遅おそすぎた心こころの震ふるえを知しり
絡からまった運命うんめいの縄なわをほどいた
ありとあらゆるものに絡からみつき
燃もえそうな脳内のうないの塊かたまりを出だす
Whyホワイ didディド youユー knowノウ? Whyホワイ didディド youユー goゴー?

夜よるはおぼろげ うるわしき声こえ 空蝉模様うつせみもよう
やわらかな肌はだ しとやかに触ふれ このときを濡ぬらす何度なんどでも

卑いやしくもただの獣けものと化かして
君きみの全すべてを貪むさぼり喰くらった
裏腹うらはらな心こころに目隠めかくしして
サディストに豹変ひょうへんする歌うたを呟つぶやく
Whyホワイ didディド youユー sayセイ? Whyホワイ didディド youユー goゴー?

月つきがゆらゆら 揺ゆらめく君きみの 空蝉模様うつせみもよう
つややかな胸むね けなげな瞳ひとみ 撫なでるように僕ぼくと交まじわった

始はじまりも終おわりもない二人ふたりに
どんな手てを差さし伸のべて救すくい出だす?
欲よくという名なのローションを全身ぜんしんに浴あびて
摩擦まさつさせる身体からだの音おとを聞きく
Whyホワイ didディド youユー knowノウ?