文字サイズ
よみがな
つめたいあめ季節きせつきみかさもささずに
あたらしいしろくつが よごれるまでまわ

雨上あめあがりれたそらきみはいつもながめて
あらいたての洗濯物せんたくもの あたたかいかぜにゆれる

カミナリのさけびに けずにさわいだり
なみおとにのせて うたをうたったり

もう一度いちど かせてよ あめなみきみ
くりかえし くりかえうたったあの場所ばしょ

きみはなばなれのとき きみ涙見なみだみせずに
はなれてもそらそらで つながっているとわら

三線さんしんおとけずにさわいだり
指笛ゆびぶえにのせて きみおどったり

もう一度いちど かせて そらかぜきみ
ふりかえり ふりかえり 「またね」とわかれたみち

あのころなにもかもが 一緒いっしょではなくなったけれど
大切たいせつにしたものは きっといろあせずによみがえいま

もう一度いちど かせて あめなみきみ
くりかえし くりかえうたったあの場所ばしょ

もう一度いちど かせて そらかぜきみ
ふりかえり ふりかえり またねとわかれたみち