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なにかないで ただきしめさせてくれないか
なにわないで ただきしめてくれないか

いまでもおぼえてる はじめてわした言葉ことば
たしかな それははるめいた
いまだからおもえる りしかさねた時間じかんおおきさはもう
るぎない記憶きおくだけ あやふやな未来みらいてたら
あのころから あのときまだ
それからまた いつもとなり

なにかないで ただいまゆだねてくれないか
なにわないで ときにいつもより いとしくなるから

何度なんど何度なんどかえ足運あしはこべば
気持きもちは何処どこにあるのか ることになった

何気なにげなくない それはだれかしからない
おどおどらされたい かぎられた場合ばあい くなる間合まあ
今近いまちかくにいつもよりも

なにかないで ただきしめさせてくれないか
なにわないで ただきしめてくれないか

どんな二人ふたり わらだけじゃない えてきたよる
おもゆめに なおも自由じゆうともたが
またある時間じかんだけに興味きょうみ いてあふれるこのおもたちさき

なにかないで ただいまゆだねてくれないか
なにわないで ときにいつもより いとしくなるから

そのひとみてる まよいなんてものは
たとえば 今日きょうそれもいま
言葉探ことばさがしてる 隙間すきまならめてくぬくもりは
おなものふたなに曖昧あいまいかを
またぎてく ともある
かりえるときをしがれる

なにかないで ただきしめさせてくれないか
なにわないで ただきしめてくれないか

なにかないで ただいまゆだねてくれないか
なにわないで ときにいつもより いとしくなるから