白しろいスニーカー 砂すなまみれ
置おき去ざりのビーチボールで一勝負ひとしょうぶ
喉のどが渇かわいても平気へいきだったのは
キミの汗あせ キミの影かげに見惚みとれてたから

目めと目めが合あって同おなじ
鼓動刻こどうきざんだエナジー
すぐに育そだったクレイジーラブ
忘わすれないよ

キミがいた夏なつの日ひは いつもより
一日いちにちが短みじかくて 気きの早はやい星ほしにハロー
両手りょうてにいっぱい恋こいと花火はなび
誰だれよりも何なによりも
そう、たぶん自分じぶんより好すきだった
キミの歌うた 瓶びんに詰つめ
寄よせては返かえす波間揺なみまゆれている

夢ゆめをかざしたり隠かくしたり
はしゃいでた暑あつい40日よんじゅうにちちょっと
無邪気むじゃきに真まっ直すぐ信しんじていたんだよ
いつまでも終おわらない二人ふたりの季節きせつを

躓つまづいちゃったセオリー
痛いたみを知しったメモリー
嘘うそはなかったオンリーラブ
忘わすれないで

キミがいた夏なつの日ひはいつもより
吹ふく風かぜが優やさしくて 自由自在飛じゆうじざいとんでいく
二人ふたりの夢ゆめを運はこぶバタフライ
'大人おとなびて何なにもかも物分ものわかり良よくなるなんて嫌いやだ'と
呟つぶやいたキミの声こえ ふと思おもい出だす度たび
泣なきそうだよ

青あおすぎる空そらと
姿すがたを変かえ続つづける雲くもを
見みていた

キミがいた夏なつの日ひは いつもより
一日いちにちが短みじかくて 気きの早はやい星ほしにハロー
両手りょうてにいっぱい恋こいと花火はなび
誰だれよりも何なによりも
そう、たぶん自分じぶんより好すきだった
キミの歌うた 遠とおざかる
もう見みえなくなった
サヨナラサマー