あいまいじゃなくて透明とうめいだった現実げんじつ
うるおいじゃなくてなりゆきだったくちづけ
折おり曲まげた気持きもちに
封ふうをして開ひらかないように押おしつぶした

会あえないふりは裏切うらぎりじゃない
会あいたいふりは演技えんぎじゃない
あぁ まるでおとぎ話ばなし すぐに覚さめる夢ゆめの話はなし

恋こいに落おちる 目印めじるしはない
帰かえる場所ばしょはもう見みえない
故意こいに落おちる 目めをふさいで
想おもいはあなたの手てのなる方ほうへ

足たりない気持きもちを満みたせなかった現実げんじつ
言葉ことばじゃなくて伝つたえたかったくちづけ
折おり曲まげた気持きもちに
封ふうをして開ひらかないように押おしつぶした

べたべたするのは好このみじゃない
淋さびしい夜よるは一人ひとりじゃ嫌いや
あぁ これはおとぎ話ばなし 出来できすぎてる夢ゆめの話はなし

恋こいに落おちる 足あしが着つかない
でも決けっして見失みうしなわない
漕こいでみる 怖こわくないさ
流ながれ流ながされて渦うずの中なかへ

恋こいに落おちる 目印めじるしはない
帰かえる場所ばしょはもう見みえない
故意こいに落おちる 目めをふさいで
想おもいはあなたの手てのなる方ほうへ