君きみのせいだ 何なにもかも 手てにつかなくて

悲かなしい気持きもちになる 優やさしい気持きもちになる
涙なみだは流ながれて 心こころまで濡ぬらしてる

君きみのせいだ 身動みうごきがとれなくなった
妄想もうそうが膨ふくらんで どこまでものぼってゆく

欲望よくぼうの塊かたまり 自分じぶんでも嫌いやになる
感情かんじょうは激はげしく 私わたしの事揺ことゆらしてる もう全部ぜんぶ

君きみのせいだ 頭あたまの中なかは支配しはいされた
怪物かいぶつが好すき勝手かって 私わたしの中なかで暴あばれ始はじめてるんだ

噛かみ付ついて 引ひっかいて もう消きえない傷きずが残のこればいいのに
どんなにわめいても 届とどかない声こえならいらない
そんなふうに思おもってしまうんだ

君きみのせいだ 私わたしはいつも独ひとりになる
妄想もうそうが残のこすのは虚むなしさだけ 分わかってるのに

君きみのせいだ 何なにもかも 手てにつかなくて
期待きたいして 落おち込こんで 苦くるしくなって 泣ないて泣ないて
ふと気きづいて 目めが合あって またときめいてしまうんだ