そう今思いまおもえばコンビニへ 出でかけるだけの二人ふたりも悪わるくないな 幸しあわせってきっとああいう事ことだろうな
海沿うみぞいを走はしるあの電車でんしゃも 季節外きせつはずれの打うち上あげ花火はなびさえも すべてに君きみが居いる

一体僕等いったいぼくらはいつ頃ごろから 擦すれ違ちがい互たがいを 分わからなくしたんだろう

近過ちかすぎるからこそ見みえなくなり
ただ後悔こうかいの 海うみに溺おぼれてく
溢あふれ出だす想おもいを歌うたうけど
ねぇ君きみ この声こえは聞きこえてるかい
消けし去されない笑顔えがお 拭ぬぐいきれない感触かんしょく
君きみが作つくり出だす その空気くうきさえ愛あいしてたのに

海風うみかぜがまた僕ぼくの事こと 責せめたてるようにまとわり付ついて来くるけど このままでいようか

たった一ひとつの過あやまちさえも 許ゆるせないほど 愛あいしてくれたのかな

静しずかにいつもの朝あさが来きて
まだ航海こうかいの 準備じゅんびも出来できずに
溢あふれ出だす想おもいを繰くり返かえす
ねぇ君きみ この声こえは届とどいているかい
消けし去されない涙なみだ 拭ぬぐいきれない痛いたみ
僕ぼくが作つくり出だす この空気くうきじゃ君きみを守まもれない

近過ちかすぎるからこそ見みえなくなり
ただ僕等ぼくらは 別々べつべつの船ふねを出だす
何処どこかで僕ぼくとすれ違ちがって
ねぇ君きみ この声こえに振ふり向むくかい
消けし去されない笑顔えがお 拭ぬぐいきれない感触かんしょく
記憶きおくのど真まん中なかで また君きみを抱だきしめた

きっと待まってるさ 素晴すばらしい明日あしたを
捕つかまえに行ゆこう 今いまこそ風かぜを受うけ行ゆこう