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かぜつつみこんだおおきなしたぼくゆめうたおう
四葉よつばのクローバーを ひとりさがあるいたころゆめ
むねおく点滅てんめつするさびしさだけが みちらしてた
ひかりちくたびれると いつも それだけがみちらしてた
あなたに出逢であかりえた ひとひとつのよるかちえた
つううのは言葉ことばじゃない たがいのむねめてる孤独こどく
虚勢きょせいつづけるこのくちびるを あなたはやさしくでてくれた
やっとぼくぼくでいられた

かれなかったうたは こぼれてくなみだそら大地だいちめてくれてた
ひとは「ひとり」だって しんじてきてきた あなたに出逢であうまでは ずっと

いま自分じぶんのままで ひとあい勇気ゆうきがなかったからよわさをかく
本当ほんとう自分じぶんえなくなるくらい とおくまではしろうとしたんだ

なかあおって 自分じぶんそらけたりして
もっとあおそらしい そうねがうのはみんな一緒いっしょだね
笑顔えがおつくるもんじゃない こころふちからこぼれるもんだね
感謝かんしゃはしようとするもんじゃない 自然しぜんきあがるもんだね
ひとよりも もっとしあわせであらねばと いつのにかおもってた
くらべることのできないものまでもくらべて くさりにつけた
いたみがとおくのほうこえがしたから レンズをのぞいた
すぐれるものだけがあいされていた

さがそうとおもったら 人間にんげんなんてのは 欠点けってんだらけのもの
あいされる理由りゆうがなくて 自分じぶんさがした ぼくすこ間違まちがえていたね

くあてもないまま ただようようにして いつも「ひとり」をえらんできた
笑顔えがおよろこびも いの内側うちがわから きこぼれてゆくものなのに

きずのない場所ばしょなら こんなにもあるのに うことからげてきた
すべてにせて このまぶたのうら完璧かんぺき世界せかいえがいたけど
まばたきのこうに あいさがしたとき いのりが一滴ひとしずくこぼれた
ぼそ親指おやゆびぬぐってくれたのは きずだらけのあなたでした

かぜつつんだ おおきなしたで あなたと二人ふたりでいよう
ねむりにつくあなたの やわらかいまぶたに しずかにキスをとそう