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よみがな
めぐり偶然ぐうぜんひび
まちかり とも季節きせつ
でもきみと またここでえるのは
必然ひつぜんかもしれないね

がる 歩道橋足音ほどうきょうあしおと
しろにじいきかさ
おも色褪いろあせることもなく
ときまったまま

えきまでつづなが坂道さかみち
ビルの屋上見下おくじょうみおろすまち
公園こうえん隅揺すみゆれるブランコも
あのころおなじだね

どれだけのおもならべるより
またこうしてきみごせれば
まったときうごすさ
これからきる時間じかんはなしをしよう
一瞬ひとときかさ
時代じだいつくられてゆくから

ありふれた 十二月じゅうにがつのざわめき
かざまちえた そら
すこしだけ 不安ふあんおもえるのは
なにわるってこと

いままでったアリガトウのかず
いままでったゴメンネのかず
ささやかなゆめにが現実げんじつ
季節きせつたしてゆく

街角まちかどひびくクラクションだれかのこえ
交差点人波追こうさてんひとなみおせば
ひろがる視界しかい ぎゆく世界せかい
これからきる時間じかんはなしをしよう
一瞬ひとときかさ
時代じだいつくられてゆくから

どれだけのおもならべるより
またこうしてきみごせれば
まったときうごすさ
これからきる時間じかんはなしをしよう
一瞬ひとときかさ
時代じだいつくられてゆくから