僕ぼくにひとつ余分よぶんに 世界せかいがあったのなら
君きみにもひとつ余分よぶんに 世界せかいがあったのなら

秘密ひみつのやりとりも いつものベイエリアも
口癖くちぐせの「ごめんね」も 必要ひつようなくなるのに

君きみの聞ききたい 言葉ことばが言いえない 臆病おくびょうな僕ぼくさ

どこかに逃にげたい訳わけじゃない
どこかに連つれ去さりたい訳わけじゃない
ただ、ふたつ世界せかいがあれば 普通ふつうのふたりであれたのかな
暗闇くらやみを見みつめて想おもう

夜よるの観覧車かんらんしゃが浮うかぶ 水面みなもに溜ため息いき、落おとす
交代こうたいで脳裏のうりに浮うかぶ 聖せいなる夜よるは、ふたつ

失うしなうことは出来できない 引ひき返かえすことも出来できない
もし、ふたつ世界せかいがあれば 普通ふつうのふたりで逢あえたのかな
それとも…それとも…
普通ふつうの僕ぼくらだったら惹ひかれ合あうことはないかもしれない

ふたつの世界せかい
ふたつの正解せいかい